天候に恵まれ、タイトル画像に今月釣った魚が全部入らない!!デカいのは出ないのに、魚種だけはやたらと多かった。2023年7月の釣果まとめ。
今回の釣果まとめは過去最大のボリュームです。
毎年、この時期だけやる餌釣り、それが
「天然ウナギ釣り」
イ〇オンや、キ〇ラで、3000円以上するウナギの蒲焼、実は、タダ同然で手に入るんです。
後はやるか?やらないか、だけ。
餌は、山や畑で掘ったミミズ。これも0円
高松市内の釣具店でも、ミミズは置いてますが、養殖物のミミズと天然ミミズでは、釣果に差が出ます。
表面の皮が柔らかい養殖ミミズは、小型のチヌやシーバスにズタズタにされやすく、餌持ちも悪いです。天然物は皮が硬く、枯れ木や落ち葉の下にいるミミズは、ビックリするほど素早く動き、餌変え直後にバイトが連発します。
そして、天然ミミズを使用するもう一つの 利点が
「臭い」
これが苦手な人も多いようですが、手に着くとなかなか取れない独特の臭いは、集魚効果も抜群です。
そんなわけで7月上旬、
畑でミミズを掘って、近くの川に出撃!!
ここのウナギの時合は満潮前、川側の流れが出始める直前1時間、ロッドは手持ち1本のみ、釣り針も1本、遊動式のブッコミ仕掛けで、狙うのがここ数年の定番スタイル。
時間と魚道はある程度把握しているので、ウナギバイトが出るとラインをたるませ、たるませたラインが再度張る瞬間を狙ってフッキングを入れると餌を飲まれずに上顎フッキングが決まります。大事なのはフッキングの判断と、チヌやシーバス等の雑音をかわしてウナギを釣るタイミング。
時合1時間程度でどうにか3匹確保
なので、まず冷凍庫に放り込んで仮死状態にした上で、塩を大量に振って徹底的に滑りを取り、ウナギを開いた後も、包丁で皮の表面の滑りを、ウナギがツルツルしなくなるぐらいまで削ぎ落した後に、串を打ってグリルで焼くと、何日も綺麗な水で生かしておかなくても美味しく食べられます。
鳥まで釣れる、美味しい0円ウナギの蒲焼!!今年も頂きました。
最近、ある新説にたどり着き、その実証試験を7月の海でやってました。
まだまだ、答えにはたどり着いてませんが、5~7月に狙って大型メバルが出そうです。
ヒントになったのは、真夏に私の目の前で ボッコボコに メバルを釣りまくっていた 餌釣りのオッサン
そこから得たのが
「駅前の料理店で、贅沢な食事を、少しだけ、ゴールデンタイムに食って、帰宅するメバルだけを狙う」
と言う釣り方。
はい、訳分かりませんね(汗、
水温上昇時にメバルのバイトを出すのに必要なのが
「贅沢な食事を、少しだけ」これが今まで足りなかったキーワードになりそうです。
市内数か所で7,8月に潜ったことがありますが、メバルは普通にいます。
ついでに言うと、この時期のメバルは体力が有り余っていて、良く引く上に脂ののりも良く、煮つけにすると、とても美味しくいただけます。(餌釣りのオッサンが言うには、なんでルアーでメバル釣る人は寒い時期に子持ちの美味しくないメバルを無理して釣るのか理解できんとか、、、、、)
じゃあ何故釣れないのかと言うと、、、
ここからは「間違いだらけのメバルフィッシング」
1つ目は「食べてる物があっていない事」
真冬のイメージが強いメバル釣り、極寒期アミパターンの釣りは全く通用しません、食べてる物はアミじゃないし、スローな動きもしない、なのでキラキララメの1.5インチワームなんて見向きもされません。
メバルは雑食で、その時食べれる一番いい餌を食べてます。
2つ目は「極端に短い時合と、複雑なルアー通すレンジ」
時間があって無くてもダメ、水深も食べてる餌で変わる、そして2つの組み合わせが合ってないと、これはこれで釣れない(汗 真冬に比べ、時間と水深は滅茶苦茶シビアです。
他にも、色々考えを変えないといけない事、まだまだ答えに行きついていない事が沢山ありますが、詳しいことは次回まとめて書きたいと思います。
梅雨の大雨、市内河川でシーバスを釣るならこのタイミングが一番簡単に釣れるんですが。
今月はどうしても昼間シーバスを釣りたかったので、放水ポイントの壁打ちに、昼間でも陰になる壁際は、シーバスがつく絶好のポイント、そんな場所に、本物のVJ16を放り込むと、一投目から、目の前で銀色の魚が水面まで出て、食いつく!!デイでないと見えないルアーを食う瞬間これだけで、十分です。
SINYATYOUKOU.COM 管理人、魚釣りもやりますが、スキューバダイビングもやりますし、魚突きもやります(汗
キャンプもやるし、オタ活もやりますw
少し、魚突きについて書きますが、ここ数年「海に潜って何かを獲る」といった行為が、全国的に厳しい状況に追いやられようとしています。釣りで言うと10年ほど前にブラックバスが特定外来種に指定され、バス業界が一気に衰退し始め、バス釣り専門にやっていた釣具店が、次々と閉店し、バス釣り自体を行う人も極端に減ってしまう。そんな事態がありましたが、魚突きがおかれている状況も、それに近い、いやそれ以上の影響が出る変化がここ数年で起こっています。
発端となったが、2020年に施行された改正漁業法 簡単に言うと、「サザエ、アワビ、イセエビ」が「特定水産動植物」に指定され、一般人が如何なる場所でこれらを取っても、即アウトになってしまったんです。
この美味しい3種類は漁業法が改正される以前から「漁業権がある場所ではとっちゃダメ」というルールが存在していたのですが、ここからここまでは漁業権があるけど、このラインの外側ギリギリならOKなんてのが横行した結果、どこで取ってもアウトになったのだとか。
私の考えとしては「ルールはルール」なので当然従うわけなのですが。
(もともとそんな美味い物、よう取りません)
改正漁業法について報道が過熱した結果、始まったのが
「ウェットスーツ着て海で泳いでる奴は 密漁者では?と言う風評被害!!」
これがとにかくたちが悪く、普通にシュノーケリングしている人や、ルール内で魚や蛸を取ってる人までが、陸から見ている人に通報され、やってる行為OKだろうがNGだろうが呼ばれたら、凄いスピードとサイレントな移動で、突然目の前に現れる海上保安庁(汗
悪い事してない場合、「気を付けてやってねー」ぐらいですむ訳ですが、シュノーケリングや魚突きを始めたばかりの人が、突然、海上保安庁に囲まれたらどんな気持ちになるでしょう?
たぶんこんな経験をしてしまうと 2回目は無いでしょう。
陸から見ている人が、ルール内で遊んでるかどうかは、判断できる訳もなく、通報してしまうのも分かるのですが、これでは、知らない事、分からない事による誤報が、新規にこういった遊びを始める人の敷居を高い物にしてしまっている様に思えます。
魚突きの話に戻しますが、ルール内で魚突きをやっていても、なんだか後ろめたい気持ちで海に入るのをどうにかしたいと私は考えました。
魚突きは、実際やっている人も少なく(釣り人口の100分の1いないんじゃないでしょうか)専門の雑誌や書籍が書店に並ぶこともほぼ無いため、知識0で海に入ってしまい事故にあったり、漁業法の改正など全く知らずに、貝取りをしてしまったり、使ってはいけない道具で獲った魚をガンガンSNSに上げてしまったり。
そんな事例の繰り返しがさらなる悲劇を呼ぼうとしています。
今度は、一般的に使用される、魚突きの道具にまで規制がかかろうとしています。
魚突きをやらない人にとっては、何がNGなのか分からないと思うので、簡単に言うと
「TBS冒険少年」で「あばれる君」が持って魚を突いてるアレ、アウトになるんです。
当然「ナスD」のもアウトです(汗
何がアウトかと言うと、「ゴムの力で銛を引っ張り、勢いをつけて発射する機構」これがダメで、一般人は「腕を前に押し出す力だけで魚を突く」しかやっちゃダメとかに、長崎を発端になってしまうかも?そんな事態なんです。
誰もが「るろうに剣心」の「牙突零式」の様に、とんでもない神速で、手に持った銛を魚に向けで突き出せるのなら、この規制全然大丈夫なのですが、普通は水の中で泳いでいる魚に向かって、腕の力だけで魚に銛をヒットさせるなんて、難しい行為になります。(釣りで言うと「魚を釣るのは良いけどリールは使っちゃだめだよ」ぐらい大変だと思います。)
このルールが日本全県に広がれば、魚突き文化は完全に失われてしまうかもしれません。魚突きの認知度向上、イメージアップができる手段が無いかと考えていた所、漁業者側、遊漁者側の双方の立場から、漁業者と魚突き遊漁者をとりまく問題の解決に向けて JSSA 〜Japan Sports Spearfishing Association〜(日本スポーツスピアフィッシング協会)という団体が去年立ち上がりました。私の目指す所と考え方が近い事もあり、微力ながらこの団体をサポートしています。もし興味のある方、上記リンクから協会理念や入会案内を見ていただけると嬉しいです。
さて、そんなJSSAの方からの依頼で、初めて魚突きをする方の講習とサポートをお手伝いさせて頂きました。
講習前日、ポイント下見を兼ねて、1年ぶりに大人の海水浴に、潜ってみると、水深は5m前後と浅め、海底はゴロタと砂地が入り混じる場所で、危険な植物や刺されると痛いガンガゼも無く、岩の陰にはメバルや、小型のキジハタも居て、初めての人には丁度良いポイント、後は透明度、、、これは流石に真夏の瀬戸内海、高松周辺よりはマシですが、日本海や高知の海に比べるとその差は、、、、、、ただ、水深5m前後までならギリギリ海底も見えるので、これも何とかOK
ポイントの下見でゴロタ場を泳いでいると、岩の陰に良いサイズの真蛸を発見!!釣りでは苦手な真蛸も海の中で見つけてしまえば、無理やりひこずり出せば、足が8本もある美味しい晩御飯に、ポイントの下見は予想外のお土産もできて大満足でした。
蛸は、大事に持って帰り、塩でヌメりが無くなるまで、ごしごし洗ったのちに、1分熱湯に通して茹で蛸に。
滅多に持って帰らない、軟体系w
魚より、珍しいのが良かったのか??家族があっという間に食べてしまいました。
講習当日、初めての方に浅瀬で道具に慣れてもらって、少し深い場所で、魚突きをしてもらいました。
私は、SUPで海の上から、泳いでる方に異常が無いか、漁船や、マリンジェットなんかが近づいてこないか、見守る人に。今回来られた方は、初めてとは思えないほど海慣れしていて、泳ぎの方も大丈夫そうなので、せっかくSUPも出したし、少しだけ釣り(汗 真昼の浅場、持参してるのは自作の鯛ラバ1個だけwさて、何が釣れるか??
っと 数投目で待望のバイトが!!!
な、、、、、ナシフグ、、、、やはりあなたでしたかw
釣果は?でしたが講習は無事終了、初めての魚突きは楽しかったようで、またやってみたいそうです。こうやってコツコツ魚突きをやる人が増える手助けができると、とても嬉しいです。
真昼の温度は、40度近く、片道車で6時間、落ちたら確実に命が無い崖をロープで降りてたどり着く、危険な高知西南部のロックショア!!今年も行ってきました。
↓高知遠征が気になった人は過去の記事を
相変わらず、貧者なタックルと、瀬戸内海仕様のジグで挑んできた訳ですが、今回は後悔する事に、、、
10時に高松をでて、夜明け前には着きたいので、寄り道せずに足摺岬を目指す。ポイントに着くと幸いにも先行者は無し、通いなれた断崖絶壁をロープづたいに降りて、いざ戦場へ。
今回は、夜明け前にポイントに入れたので、これまで一度もやっていなかった暗いうちにジグを放り込み何が釣れるか試してみました。
数投するとジグのフォール中に、なんだかよくなれたバイトが、しっかりフッキングも決まったようなので、ガシガシ寄せてくると、釣れたのはなんと
尺越えのアジ!!
まさか60gのジグにこれが食ってくるとは、、、、
その後も何匹か尺アジが続き、あたりが明るくなると、群れはどこかに入ってしましました。
さて、夜明け直後のゴールデンタイム!!
この時間に入ってきたのは、初登場の「スマ鰹」数本釣ったんですが、現地ではやたら横に走るサバと勘違いして雑に扱った結果持って帰ってちゃんと見て サバ違うやん鰹やん それも美味しいヤツ!!となってしまいました(汗
夜明けのゴールデンタイムはこれで終わり、
日が昇ってくると、影が無い断崖絶壁、とにかく暑い、風も無く、海は綺麗で釣りするより目の前で泳ぎたいような天気。
ただ、魚の方はまだやる気があるようで、沖ではマグロジャンプまで出る凄い状況(あんなの掛けたら ライン全部出されて終了ですが)
夜明けから2時間ほど経過、、ここで同行者が60㎝越えのカンパチを釣り上げる。かなり強いタックルで挑んでる同行者リールは6000番ロッドもHクラス、ラインもPE6号、全く主導権を与えることなく、ヒットと同時に無理やり魚の頭を何回も左右に振らせて脳震盪を起こさせ、一気に巻き上げるんだとか(汗 目の前で恐ろしいぐらいのパワープレイを見せてもらいました。
さて、私の方は リールは5000CXH(4000ボディ)、ロッドはMLクラスのサーフヒラメロッドw、PEは4号の貧弱タックル。(同行者曰く ライトゲームタックルw)
がっ、同行者が釣った後、俺のロッドにカンパチ?
がかかってしまう。
ここのカンパチ、フッキングするとこちらに向かって海底付近を全力で泳いでくるのが特徴で、この魚も当然その動きを見せる、手前に泳いでくるので、とにかく早くラインを回収しないと、あっという間にラインがたるみフックを外されてしまう。さらに困ったのが、泳いで手前に来るのをリール巻いて交わしても、魚が全然浮いていないと言う事。海底付近を全力で泳いできた魚は、体力を残した状態で、手前の駆け上がりで下に泳ごうとするので、ここまでに魚を浮かしていないと海底のサンゴでラインブレイクしてしまう。
手前に泳いできたのは何とかなったが、さ、、、魚が全く浮かない(汗
そうこうしているうちに、ラインブレイク!!
道具のせいにはしたく無いけど、どうにもなりませんでした。
ここ数回のロックショア遠征で、分かってきた事を忘れないように書いておきます。
カンパチ?は逃し、アジ、サバ(この時は鰹扱いしていなかった)がそれなりに釣れた後は、日が高く上りウミガメや熱帯魚が泳ぐ水族館の様な海に、こうなると回遊魚は期待できないので、この日は早めに退却しました。
カワムツとブルーギルは真夏の昼でも遊んでくれる数少ない魚、7月はスピナーでブルーギル、マイクロクランクでカワムツを狙ってみました。
まずは、スピナーブルーギル
ブラックバスに隠れて人気がないブルーギル、、、専門でねらっても十分面白い魚です。
次は、マイクロクランクカワムツ
スプーンやスピナーで狙うのが一般的?なカワムツ、ルアーへの反応は良いので当然マイクロクランクでも釣れます。
この魚は大型がウロウロしている河川の橋脚付近から飛び出してきた1匹、7月はカワムツの産卵期にあたり、婚姻色が鮮やかな個体でした。
夏場の海で釣れる美味い魚「キジハタ」
高松では6月~お盆 あたりまでが、シャローでも比較的簡単に狙え、脂ののりも良く美味しく食べられるのでお勧めです。
7月下旬、地元実績ポイントにキジハタ狙いに
キジハタは定番のテキサスリグに、ケイテックの海水淡水関係なくなんでも釣れるワーム「クレイジーフラッパー」を付けて、波戸先端付近の敷石切れ目を丁寧に狙うと、キジハタらしい乱暴なバイトが。
お刺身サイズの綺麗な魚が釣れたので、この日はわずか5分で釣り終了、生きたまま魚を持ち帰り、30分で霜降りと、刺身を作り晩酌。
こうしてまとめを書いてみると、仕事が一段落したおかげで、釣り、釣り、釣りの7月でした。
夏場は暑くて魚が釣れない、そんな訳も無く、時間と場所を選べば、いくら暑くてもまだまだ、釣れる魚が居るんだと気づきました。さて、お盆の連休もある8月、そろそろ始まる豆アジングや、ショア真鯛、SUPで青物や、家族ウケが良かった蛸もルアーで狙ってみたい。また忙しい1か月になりそうです。