Takamatsu Multi Luare Fishing Blog

香川から24H高知遠征Fishing

以前から行ってみたかった高知県足摺岬、今回は足摺岬でショア青物を毎月狙っているスーパーガイドを連れて、初の黒潮青物狙いでの遠征が実現できたので、今回はその釣行記を紹介。

足摺岬?

足摺岬は、高知最南端の岬で、ここの魅力は”黒潮”が直接ぶつかる全国唯一の場所。
黒潮の力は絶大で、ここで釣れる魚は、鰤、ヒラマサ、ロンニンアジ、ヒラスズキ、ハガツオと、ありとあらゆるルアーゲームのターゲットが釣れてしまうとんでもないポイントなのだ。

香川県から足摺岬までだと、高知県須崎市までは高速道路があり、その後も窪川→四万十市間も高規格道路、四万十市から足摺岬までは信号も少なく、以前に比べるとかなり短い時間で行けるようになりました。

そこで今回計画したのが

「24時間以内で香川(高松)から足摺まで行って、しっかり釣りして帰る弾丸遠征!」

今回の遠征プランは?

さて、足摺遠征、もう一つ問題が

それが「割引が効かない高速料金!!」

遠征日は、日本道路公団が新型コロナウイルス感染症対策の為に続いていた土日祝日割引の適用除外延長期間に入っていて、割引は一切無し。遠征の予算が限られる中割引無しはキツイ、そこで思いついたのが金曜の夜に高松を出て交通量の少ない夜間下道で足摺を目指し、帰り道は高速を使って一気に帰る24時間弾丸遠征。

googleMAPで確認すると、高松から32号線で高知に入ると、須崎まで行けば後の高速はすべて無料区間なので、高速料金は0円!!所要時間も高速使う時間との差は1時間半ほど。青物やるなら夜明けまでについてれば、日中は十分釣りできるので、現地着後少し仮眠して、朝から戦闘開始、16時に現地を出て高速で変えれば、4時間で帰ってこれる。

普段やらない青物狙い今回は3タックル準備

狙う魚がカンパチ、イソマクロになると普段のライトタックルでは話にならない。
手持ちのショアジギングロッドは 

DAIWA オーバゼアAIR 109ML

DAIWA ジグキャスター96MH

の2本

リールは一番大きい番手でも

DAIWA FUGO LT 4000 CXH

その次が

DAIWA エクセラー3000

ホントは5000番、DAIWAのLT型番なら6000は欲しいと処だが、普段使わないリールなので、手が伸びない。

FUEGOはPE1.5号、エクセラーはPE2号

どちらもかなりか弱いタックルなので、リーダーだけは50LBの物を購入
これなら、魚がかかっても半泣きでよせれば何とかなる!カンパチがかかれば祈るしかないw

最後の一本は 
暇なときにイカでもやろうかと
携帯性を重視して SHIMANO スコーピオン2651ーR5 に、21カルディア2500を準備した。

ちなみに、同行者は
ロッド:フィッシュマンのバジュラダーナ
リール:Daiwaソルティガ
がついていた。
どちらもモンスタークラスと対峙して、しっかり取れる頑丈なタックルだ。

出発!高松→足摺は有料道路使用不可

20:00 高松を出発し、32号線を高知方面に向かって進む、香川徳島の県境にあたる猪鼻トンネルは、最近新しくなり、山の中腹まで上がらなくても一気に徳島まで抜けるようになっていた、これはかなりの時短。

徳島に入り、吉野川沿いに高知県を目指す、8時も過ぎると交通量は減り、割とサクサク高知県入り

高知県南国に入り、高知遠征の定番となる「食いしん坊 如月」で南蛮弁当を購入


如月は0時まで開いていて、弁当以外にもカップメンや、パン等も売っていて、高知遠征には欠かせない弁当屋。

高知市内を抜け須崎まで行くと、窪川までの高規格道路無料区間に入る。
この道ができるまでは、曲がりくねった山越えの道をダラダラすすんでいたが、今は窪川まで信号レスだ。

窪川で下道に降りると、目の前に24時間営業の釣具店。
この位置関係が絶妙で、忘れ物や足りないタックル、餌等はすべてここで確保できる。

窪川を過ぎると再度高規格道路。
未だに須崎→四万十市までは高規格道路がつながっていないが、10年前に比べるとこの区間にかかる時間は格段に短くなった。

高規格道路を抜け少し走ると、海岸沿いを走り始める。漁港の明かりに目を奪われつつ四万十市まで進み、市内を迂回できる農免道路に入り、四万十川にかかる最後の橋を超え、いよいよ足摺岬がナビの画面に見えてきた。

足摺岬を途中で土佐清水市まで抜け、岬の西側のポイントに到着。
ここまで所要時間6時間、如月以外は殆ど休憩なし

つ、疲れた、、、、

夜明け、戦闘開始‼

ポイントに着くと、ありがたいことに先行者無し
切り立った岩肌を落ちないように海まで降り、夜明けまで仮眠

寝ると言っても、左右は断崖絶壁、5mの寝返りしようものなら一気に10m下の岩に激突して、軽傷では済まない(汗

それでも平気で2時間ほど岩の上で仮眠し、夜明けと共に戦闘開始!!

明け方、沖の方では瀬戸内海では見たこともない巨大なナブラが、、、、
逃げている魚のサイズも、相当でかい、同行者の話だと、ベイトは30センチを超えるトビウオだそうだ。
流石黒潮が当たる海域、何もかもが規格外だ。

さっそく40gのジグをセットしてキャスト、潮の早いときは60g以上無いと、底も取れないそうだが、この日は何とかボトムは取れていた。足摺岬はポイントによってはかなり根が荒いと言いう話だったが、この日入った場所は、岩盤むき出しのようで、しっかりボトムを取っても地球がヒットする事はなかった。

黒潮があたる、凄い海の筈が

夜明けは、巨大ナブラも出て雰囲気ありそうだった海、日が昇るにつれ様子が変わってきて、足元にはコッパグレが浮き、平和な海に、当然沖にジグを投げても全くバイトも無く、メタルバイブ、鯛ラバ、とルアーチェンジするも魚の反応は無し。

お腹も空いたので、ジェットボイルでお湯を沸かして、ランチタイム

ジェットボイル、ガス缶が本体に収納でき、手荷物が限られる磯場への移動でも場所を取らずに気軽に持ち歩けます。又、冬場でも湯沸かし時間は2分程度なので、寒い日の釣行には、ラーメンやコーヒーを作る時に活躍するアイテム。

昼過ぎ、相変わらず平和な海で、時々顔を出すウミガメも、だんだんと見飽きてきて、疲れているのか、あのウミガメをルアーで釣るウミガメングなんかやると、色々問題があるんやろうと怪しい妄想が浮かんでくる(汗

沖のジグが全然なので、こんな時のために持ってきた5ピース、スコーピオンに餌木をつけて投げ込んでみると、高松と変わらないようなサイズのアオリイカが追いかけて来た(汗 まるで地元でやっているかの様な何もない海。

餌木もバイトまで持ち込めないのですぐに飽き、次はライトゲームで何でもいいから狙ってみようと、メガバスのマキッパを投げ込んでみる。

青物は無理でも、ロックフィッシュぐらいならと、ボトムから巻き上げてくると待望の魚がHit

へ、ヘラヤガラ(黄色Ver)

瀬戸内海では全く見ない魚なので、初めて見る人は驚くかもしれませんが、太平洋では割とよく見る魚です、マキッパなんでも釣れると書いてますが、ヤガラも釣れるんですね。

さらにもう一匹、これは80cm以上あったので、よく引いた、、、、、ただロックフィッシュでは無く

アオヤガラ、、、、

この魚上げた後、24時間以内に高松まで帰れるリミット3時過ぎになり、足摺を出て帰路についた。
今回は同行者も釣果無だったので、天気は良かったものの海中は何かが合っていなかったんだろう。足摺岬まで行って釣りして24時間以内に帰ってこれる事が分かったのと、必要なタックル、ポイントの状況は把握できたので、又来年リベンジやな。

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