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安定?急降下?2023年 屋島湾の水温

変温動物である魚は、温度変化に敏感です。たった1℃の水温差でも、水温によっては釣れたり釣れなかったりといった違いが生じます。

瀬戸内海の海水温は、1月下旬から2月の上旬に10℃を下回り、2月下旬あたりから上昇に転じます。今回は1月の屋島湾の海水温を2020年~2022年までのデータと比較したグラフを紹介します。

2023年1月の屋島湾水温

香川県の水温情報は、

香川県の水温情報

で確認できます。

最近システムが新しくなり、塩分濃度や、1か月間の温度変化グラフを表示できるようになりました。

屋島湾の水温は表層1.5mの位置で、AM9:00に計測したデータが毎日公表されていて、上のグラフは、定期的にWEB上吸い上げたデータを、グラフにプロットする自作システムで作成したグラフです。

珍しいことに、23年の1月は1/1~11/24まで水温10℃台が続き、その後、寒波の襲来で1/25~1/31の間で2℃近く急降下しています。

この時期の水温は寒波の影響を受けやすいのですが、これだけ安定していた水温が一気に下がると、流石に釣果にも影響してきます。

水温が毎日下がってる状況のメバルは厳しい?

水温とメバルの関係ですが、経験上、メバル適水温(一般に12℃~16℃と言われています)を下回っても、今年の1月上旬のように水温が安定している間は活発に餌を追い、釣果も出ます。ただ1/25~31のグラフのように毎日水温が下がってる状況では、釣果も厳しくなってきます。

今年のメバルの釣果写真も水温が毎日下がってる時期は釣果0、1/31~の8℃台で安定し始めてからポツポツ魚が出ていました。

さて、そんな水温も、これから上昇に転じます。いよいよ本格的な春メバルのシーズンインです。

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