今年の高松はアジがたくさん釣れるので、釣った魚をすぐに食べなくてよい、美味しい一夜干しの製造方法の検証をしてみました。
以下5つの方法を検証
製造方法1
感想:☆☆☆
生臭さ、魚臭さは綺麗に取れます、しかし塩水に漬ける事でアジ本来のうまみも消えてしまいました。又ピチットは魚の表面が乾燥してしまわないので、焼いた後もふっくらとした触感が残ります。
製造方法2
感想:☆☆
ネットで調べるとよく出てくる方法、干し網の場合、若干の臭みが残ります。見た目はまさに「一夜干し」といった感じでしょうか。。。この方法も塩水に漬ける事で旨みが失われているような気がしました。
製造方法3
感想:☆☆☆☆
塩水ではなく、塩そのものをよく洗ったアジにもみこみ、干し網で干しました。
この方法だと、塩分の調整も揉みこむ量で調整しやすく、アジ本来の身の旨みも残っていました。
製造方法4
感想:☆☆☆☆
製造方法3のピチットVer、、、これは脱水シートがものすごい量の水分を取っていました。
臭みも無く、身も柔らか、塩もよく入り、気温の高い時期ならこれが最も良い方法かもしれません。
製造方法5
感想:☆☆☆☆☆
今回の検証で最も手間がかかり、美味しかった方法
旨み、塩の入り方、食感どれも◎でした。
(写真左2匹が干し網、右2匹がピチット)
ピチットの方が表面が乾燥しない為か、同じ時間焼いても焦げ目がつきません。
まとめ
今回の検証では…..
・塩は塩水に漬けこむのではなく、揉みこむ方が旨みが逃げない
・一夜干しシートピチットは臭みを抑えて、尚且つ表面が乾燥せずふっくら仕上がる
・干し網は、さすが本職!!本物っぽくできる。
上記3点の足し算が結局一番おいしかった、という結果になりました。
ここで紹介したピチットとは?
一夜干を冷蔵庫で作る脱水シートの事で、気温の高い夏場でも冷蔵庫で気軽に一夜干しを作ることができます。ただ、、、値段が少し高いのが難点