月初に10日間も釣りに行けない日が続いたせいで、月末までは釣り三昧だった2021年11月のまとめ。
月初、突然長女が高熱を出し入院、流石に家族が入院していると釣りに出られず、10日間程釣禁生活を送っていました。
入院といってもコロナ対策で、ホントに介助が必要な時期以外は子供でも付き添いは不可、面会も1日数十分となかなか厳しいルールの中、付き添いが必要な期間中は土日両方とも1日中病院で子供の看病。
あまりにも暇すぎるので、今までの釣果を切り抜いてLINEスタンプを作っていました。
https://line.me/S/sticker/17454770
↑瀬戸内の釣り人スタンプ
子供も無事退院し、ようやく海へ10日以上も釣りしてないと、潮も分からず、ブランク期間の間に気温、水温共に下降気味で、全然状況が分からない中、アジ、メバルと探してみるも、どちらもダメ、、、、
魚が釣れない時は、普段やらない事を試してみる
今回試してみたのが
「10フィート前後のロングロッドを使った、砂泥地長距離ズル引きアコウ」
アマモが枯れて、砂泥地の海底がむき出しになる冬、水温が高い時期だと藻がかかりまくって釣りにならない場所でも、この時期だけ、ボトムのズル引きが可能になる。砂泥地でも流れのある場所は、砂がな流されて岩だけが残り、アマモが無い時だけ姿を出す岩場に抜けれていない魚がいるんじゃないか?
そんな場所を効率良く探るために、10フィートクラスのロッドで遠投し、広範囲に探れば何とかならないか?
こんな発想で、タックルを選択する。今回に選んだのは、
ロッド:DAIWA オーバーゼアAIR 109ML/M
リール:DAIWA FUGO LT 4000CXH
ライン:PE1.5号
シンカー:タングステン 10、12g
ワーム:ケイテック スイングインパクト
オーバーゼアAIRはショアジギングロッドとシーバスロッドの中間の様なロッド、自重は軽く、ティツプはよく入り、感度もまずます、10gのシンカーでも、しっかりロッドに乗せてかなりの飛距離が出る。
ケイテックースイングインパクトは、先月のロックフェスで大活躍した、天然イカフレーバー、柔らか素材の反則スレスレワーム。
これなら、広範囲に探って、良い場所を見つければ必ず釣れるはず!!!
地元シャローエリアで上記のタックルを数日投げまくると、ボトムの状態が分かってくる。
想像通り、この時期は根掛の心配はほぼ0、ボトムべたべたで、海底の状態を探りながら引いてくると、ゴツゴツとした岩の感覚が伝わってくる場所がかなりある。ただ、岩のサイズは大きくなく、その辺の河原に転がっている程度の岩がまとまってある場所が点々としてるような感じだ。
ボトムの状態が根掛0で、探れるのが分かったので、次はより岩の感覚が多い、ガサガサした場所を探していく、多分そんな場所なら奴が居るはずだ。
色々探ってると、フルキャストした場所で、かなりガサガサした場所を発見、丁度港の入り口付近の沖の駆け上がりで、ボトムが掘れている分、むき出しになっている岩も多いと思い、その場所を集中攻撃すると、奴のひったくるような強いバイトが出る。
魚に飢えていたのか、体は即座に反応するものの、、、、、、、、、、
このロッド曲がりしろが大きすぎるw
10フィート越えのレギュラーテーパー、当然曲がりしろも多く、リールを巻きながらのフッキングなら何とかなるだろうが、アクション中のバイトを即フッキングしようとすると、ロッドが空を切った。
結局この日は、アコウ?バイト1、カサゴ2で惨敗
前回それっぽいバイトはあったものの、フッキングが決まらなかったので、ロッドをオーバーゼアAIRから、シーバスロッド、Apiaエンゼルシューター95MLに変更。
エンゼルシューター95MLは10年以上前に発売されたシーバスロッド、当時5万円もしたロッドだけに、ガイドはチタンフレーム、ロッド自体の操作性も良く、10gのシンカーでも十分な飛距離が出る。オーバゼアより短く、ファースト寄りのロッドなので、これならしっかりフッキングも決まるはず。
場所も少し変えて、石積の周辺をズルズルやってみると、期待していたバイトが。
重量もソコソコあり、下へ下へ行こうとする、しかもやたら暴れる、、、
今度こそアコウと、釣り上げた魚にライトを当てると
NO!! 色違い(タケノコメバル)
この日はタケノコ1、カサゴ4で終了(何故かカサゴは良く釣れる)
タケノコの数日後、やっぱり最初の漁港入り口の駆け上がりが気になるので、再チャレンジ
ワームも初使用のOWNERロックンベイト リングキックテイル に変更。
このワーム匂い付きで、素材は硬め、色形は、実績のあるスタンダードなワームなんですが、とにかく値段が安い、6本入りで350円、財布に優しいロックフィッシュワームなんです。
初使用のワーム、カサゴは出るものの、アコウが来てくれないので、結局素材の柔らかいスイングインパクトに変更し、沖のガサガサした場所にワームを通す時間をできるだけ多く取るように意識して巻いてくると、根魚らしくないバイトが、
シーバス??
寄せてくると魚体は銀色、まさかのボトム狙いにシーバス、食うもの無いから海底を這ってた多毛系にバイトしたのかと網で掬いあげると、顔が変
なんと、またしてもハズレ
ニベ
釣り方を変えると、釣れる魚も変わるもので、ニベを釣ったのは10年以上ぶり、インスタでは初魚種になるので、久々に投稿、ネットで調べると価格は安いものの、美味しい魚なようなので、持ち帰る事に。
ニベのニベ鍋、あっさりした白身の魚、アコウと違い、煮すぎると身が崩れるので、しゃぶしゃぶ風に食べると美味しくいけました。
ズル引きアコウチャレンジ3回目
きっと釣れると信じて、2回目と同じポイントを丁寧に狙う、今回はズル引きだけじゃなく、リフトフォールの入れながら丁寧に引いてくると、良いバイトが、この時はしっかりフッキングも決まり、魚が掛かる、ただなんか変、前回のニベと同じように魚が横に泳ぎ始める。
アコウぽく無いので、同行者にも
「たぶんまた ニベーーー!!」
とか言いながら、適当に寄せてくると、漁港の入り口で、突然潜られボトムにスタックw
慌ててて距離を詰めて、何とか浮き上がらせると。
やっぱし ニベ アコウ
もう狂いまくりです。
なんとか、3回目で本命の登場です。ギリギリ持ち帰りサイズなので、大事にキープ。
久しぶりにアコウ釣れました。
この日は、足元を泳いでいたワタリガニも捕まえて、鍋食材を2つ確保。
持ち帰ったアコウは皮を残して3枚におろし、皮側にキッチンペーパーを敷いて熱湯をかけ、霜降りに
こうすると、刺身でも、しゃぶしゃぶでも食べられるのが◎
水温が下がる11月頃から釣れ始めるメバル。シーズン最初となる今月は、沖からスポーニングの為に一気に魚が入ってくるシーズン、市内でも抱卵メバルが釣れるポイントは、スポーニング前の大型のメバルを狙えるシーズンになります。
スポーニング前のメバルは体力もあり、ハードルアーにも良く反応してくれます。
アコウ狙いで、メバルを全然やってなかったので、月末の風が緩い日にメバルを釣りに、市内のメバルポイントへ。
この日は沖に潮が流れ出すタイミングでプラグを放り込み、今年もちゃんとメバルは入ってるのを確認しました。
これでようやくライトルアー釣りにに戻れそうです。
今シーズンは、市内のアジが絶不調で、9,10,11月とライトルアーは厳しい状態が続いていただけに、メバルが釣れ始め、退屈せずに済みそうです。
今朝は車の窓が凍る程、冷え込み、
— taka@深夜釣行 (@Sinyatyoukou) November 28, 2021
ソロソロ入ってる頃だろうと今シーズン初のメバリングに。高松メバルちゃんと入ってます。
腹が少し膨らみ始めたメバルでした。#メバル #高松メバル pic.twitter.com/jEYRsHnqoL
こんな、一ヶ月でした、相変わらずアジは不発続きで釣果無し、他魚に浮気した結果、気がつけばメバルが釣れ始めた11月でした。さて、12月は、少し足を延ばして年末鳴門遠征でもやってみようかと思ってます。