今回は、やってみると意外と奥が深いブルーギルのライトゲームについて紹介
梅雨、曇りや雨の日が多く、退屈な日が続いています。
雨がやんだ曇りの日は、気軽にブルーギル釣りなんてどうでしょう?
元々は、北アメリカ原産の淡水魚で、日本へ持ち込まれたのは1960年代、なんと日本に持ち込んだのは先日退位された、あの人。
成魚の体長は20cm~25cm、最大では40cm程度までは成長すると言われています。
香川県内の野池にはかなりの確立で、ブルーギルが入っています。
雑食性で、ルアーへの反応もよく、群れで行動することから、1匹見つけると、複数のブルーギルがルアーを追いかけてくる事も良くあります。
バスが入っているポイントであれば、ほぼブルーギルも入っているのと思います。実際魚がいるかどうかは、朝夕の活性が高い時期にアピール力の強いワームをゆっくり引いてくれば、数投げるで追尾、バイトがあるはずなので。直ぐに魚が入っているかは分かるはずです。
あとは、おたまじゃくしが多いポイントはバス同様、魚が入っていなかったり、水を抜いた後だったりします。
餌釣りも面白いですが、海でメバルやアジといったライトゲームを楽しんでる人は、いつものタックルをそのまま池に持ち込んで、ジグ単で、ブルーギルを狙ってみましょう。
攻め方は、キャスト、着水後、即リールを巻き始めます。魚さえいれば、1投目からかなりの数のバイトがあるはずです。バイトが無い場合少し沈めて同じように巻いてみて、それでダメなら場所を変えましょう。
さて、この魚、バイトは何度もあるのに、口が小さい為、なかなかフッキングしません。
ジグヘッドのサイズを極端に小さくすすれば、フッキング率は上がりますが、極端に小さいジグヘッドだと、ワームサイズにフックが合わなくなり、コレはコレで、フッキング率が落ちます。
又、ワームのサイズは、大きいほど追尾してくる魚は増える傾向にあります、魚を寄せるだけなら、2.5インチ程度のワームが丁度良いと思います。バス用のワームは恐ろしいほどバイトはありますが、魚がワームを喉につまらしでもしない限り、まず釣れません。
ワームのアクションとしては、早巻き、遅巻き、フォール、何にでも反応してきます。
ここで、重要なのが、バイトがあってもアジのように「合わせ」を入れない事、この魚、吸い込みバイトでは無く、追尾しながら後方からの「噛み付きバイト」でルアーにバイトしてくる魚なので、バイトを感じて即合わせを入れると、高確率で、噛み付いたワームがジグヘッドから離れ、ワームだけを奪われてしまう残念な結果になってしまいます。
合わせは入れず、フッキングするまでリーリングし、できる限りバイト数を稼ぎ、乗せる釣り方が、この魚の場合最も有効です。
バイトが続くとリーリングスピードを一時的に落とすのも効果的です。
ロッド:正直ロッドなんかなんでもいいんですが(汗、
釣果を重視するのであれば・・・・・
ブルーギルは追尾しながら、ルアーにバイトしてくる魚なので、メバル用の柔らかい、乗せ重視のソリッドティップのロッドがおススメです。投げて巻くだけでフッキングしてくれます。
意外な事に、私が調べた限りでは、「ブルギリング専用ロッド」と呼ばれる物は、販売されていません。
(コレ、ちゃんと作ったら売れると思うんだけどなー)
リール:正直コレも何でもいいんですが。
あえてブルーギルの引きを楽しむのであれば1000番台のドラグがしっかりしているメーカ製のリール。ドラグ設定は極力緩めで。
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ライン:何度も言いますが、何でもいいんです
それでも、こだわるなら、エステルの0.3号+4lb程度のリーダもセット。
エステルラインは、最近出始めた鯵の糸のような少し伸びるエステルラインが良いと思います。
ナイロンではなく、伸縮性の少ないエステルラインを使用する事で、追尾中の僅かなバイトもロッドで感じ取れ、よりドキドキ感が増します。
ジグヘッド:これはメバル、アジ用の小型のジグヘッドが圧倒的にフッキング率が上がります。
ブルーギル、、、、バスに比べて口は小さいんです、なのでバス用のジグヘッドはバイトはあっても魚は乗りにくくなります。
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バスに比べ、簡単に数釣りが楽しめるブルーギル、海のライトルアーがイマイチな梅雨シーズンの遊びには最適かもしれません。又、子供に釣らせる最初の魚としても丁度よいですね。