Takamatsu Multi Luare Fishing Blog

決戦!磯メバル

天候が安定した2月上旬、屋島湾の水温が2月になっても10℃を切らないので、ウェーダーをはいて、磯メバルを狙ってみました。

今回のポイントは、サーフに隣接する小型の地磯

ここは、去年の夏、根魚狙いの素潜りで周辺をウロウロしていて、海底の様子が分かっている場所、自磯と言いながらも、海底は岸から50mも進めば、隣のサーフと同じような状況になり、海底は岩ではなく砂地に変わる。砂地を少し進めば、アマモがギッシリと生えていて、メバルの産卵場としてはベストな状況の場所なんです。

1、2月でサイズの良いメバルを狙うとなると、産卵場所(産卵期のメバルを狙うのは、賛否両論ありますが、、、)に行くのが効率が良く、その産卵場所となるのが、ある程度(干潮時に、水面ギリギリ藻が確認できる深さ)水深がある藻場。

「藻場なんぞ、干潮時に探し回るか、手当たり次第に潜らないと分からない」
確かにそんな探し方もありますが、、、下記のような資料を香川県の水産課が公開していて、県内の何処に藻場があるのか、探し回らなくても、分かってしまいます。

香川県海域における藻場ビジョン

ポイント選択は良かったが、ど干潮潮止まり前スタート

さて、ポイントの話はこの辺で、実釣の話に戻す。釣行日ポイントに着くとなんと、ど干潮、磯の部分は完全に水面に顔を出し、流れも無く、風も無いことから水面はフラットな状況。

スタート直後からヤバそうだ。

自磯の先端まで渡り、フロートで狙うことに

元は自磯回りを狙うつもりだったんですが、干潮で磯が完全に出てしまってるので、ウェーダーをはいて、磯の先端へ移動。

磯の表面は、海苔が付着していて、滑りやすい、こんな時は、ラジアル底ではなくフェルト底のウェーダーが滑りにくく安心です。水温も10℃を切らない状況で、磯に渡る為だけにウェーダーを使うので、ネオプレンでなくても寒さは気にならない。

さて、今回のタックルは
ロッド:エラディケータリアルフィネスERFS-76LT-TZ
(Verdict Man II)
リール:カルディアLT2500
フロート:メバルロケット
ジグヘッド:土肥富 レンジクロスフック自作ジグヘッド
ワーム:2パック250円の中華メバルワーム カラーはクリアラメ



干潮時メバルの居場所が把握できていない状況なので、フロートで広範囲に探って、バイトの出る場所を探していく作戦。

メバルロケットは価格が安く、様々な使い方ができるフロートで、数年前からフロートはこればっか使っています。

フロート釣れん(汗 狙い目を変更

フロートで、自磯の付け根に僅かに残っていた沖へ出る流れを見つけて、そのポイントを丁寧に探るも、メバルのバイトは無し、ど干潮&実は相性の悪いエリア、、、今回も不発に終わるのか、、、

と思い始めたその時

同行者がいいサイズのメバルを釣り上げる(汗

メバルを出したのは、フロートではなく、スローシンキングタイプのメバルプラグ。

このまま不発で終わるのも悔しいので、Hitした場所を聞くと、自磯回りではなく、真正面に投げての表層リトリーブで出たとの事。

ここで、去年潜った時、アマモがギッシリ生えていた事を思い出す。

正面で出したメバルはお腹が大きく、産卵の為に入っている個体、沖にはアマモ場がある事から、産卵個体は多いと思われる。

又、スローシンキングタイプのルアーであれば、アマモの上を上手にトレースでき、上を見て、表層を餌が流れてくるのを待っているメバルが、食ってきたと適当に予想を立てる。

ルアーで釣れるなら、フロートでも、おそらく大丈夫、今まで磯回りの変化点を狙っていたが、ここで正面のアマモの上をデッドスローで巻いてくる作戦に変更してみる。

結果はすぐに出た

フロートを正面にフルキャストしてスローに巻いてくる、相変わらず正面は流れも無く、目立った流速の変化点も見つけられない、ただアマモの上にメバルは居ると信じでバイトを待つ。

数投目、わずかなバイトをフッキングして何とか1匹

魚は出たものの、サイズはいまいちだ(汗
フロートで出るのは分かったので、同じラインを巻いてきて

少しサイズアップ、この後も小さいが数匹出た。
沖で魚をかけてゴリ巻きで寄せてくるのは面白い。

やっとメバルを見つけたのに、潮が動き始め、正面も流れが出始める、こうなると、表層リトリーブに全然反応しなくなる。

潮が流れ始めると、流速の変化点ができ始めるので、ラインを流して、ジグヘッドも少し深い位置に送り込んでやると、再び魚が出始める。

まったく流れてない状況でのスローリトリーブは退屈過ぎたので、多少流れが出てくれるのは有難い。

何とか20cm超える魚も出て、最後はこんな感じになった。

魚が居る場所を見つけるのにかなり時間を費やしてしまい、釣れ始めてたら、足場が沈み始め、磯の先端で釣りをできる時間が無くなってしまった。

今回の反省点
・干潮、潮止まりでもあきらめちゃダメ
・メバルの居場所は流れ変化点だけじゃなく、底に何があるかでも変わってくる。
・エラディケーター、極細PE、メバルロケットの組み合わせはえげつない程飛ぶので、大事な場所だけちゃんと釣ってやらないと、回収までの時間がかなりかかってしまいコレだけで、余計な時間を使ってしまう。

今回の自磯ウェーディングをした場所、ポイントとしては良さそうなので、再チャレンジしてみたい。

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