Takamatsu Multi Luare Fishing Blog

時代の変化 10セルテート

タックル更新の為、10セルテートを2台オークションで売却した。
今回は時代の変化10セルテートと題して、実際どのように使っていたかを紹介します。

1台目は セルテート2004CH

セルテート2004CHは1000番台のボディに、2004のスプール、さらには1回転75cmのハイギアを組んだ異端児
ボディ素材としては重いスーパーメタル(アルミ素材)を使用しながらも、1000番ボディを使用する事で、リール重量自体は軽くおさえ、1サイズ無理している分はボディ剛性で補う、といった考え方のリール。

セルテートでもハイギア、コンパクトボディという事で、オークション的には全く人気が出ず、
再出品2回目にしてスタート価格でのハンマープライス

このリールは、メバルの超長距離攻撃用、対大型アジ用、河川シーバス用、で実績を上げてきました。

メバルの超長距離攻撃

沖合で出たボイルを狙ってシンペンを撃ち込み、反応が無ければさっさと回収、またボイルを探してシンペンを撃ち込む。といった変わった使い方に、回収が速いハイギアが合ってると思い使ってました。

河川シーバス

4~6月頃河川で見られるイナ(ボラの子供)を捕食するシーバスは、大型のルアーを投げてもなかなか反応してくれません、そこで5g程度の小型シンキングミノーを使うとバイトがやたら増えます。
しかし、こんな軽いルアー、シーバスロッドだと飛距離が出ません。そこで柔らかいフィネス用のバスロッドなんかを使って釣りをするんですが、こんなロッドに3000番台のリールを着けてしまうと、バランスが悪いので、2004chの出番になる訳です。

リールに剛性があるので、岩場や橋脚に行こうとするシーバスを無理やりドラグを押さえて止め、ランディング出来るところまで引っ張っていくという。無茶苦茶な使い方をシーズン中繰り返していましたが、リールのゴリ感や、ロータの不具合も出ず頑張ってくれました。

2台目はセルテート2500

13セルテートが出た時に「TRY MAGSEALD」と書いたパッケージで値段も安く、しかもなぜか通常のハンドルとは別に金ピカハンドルが付いてくる(ハンドルの長さは通常のと同じ)という謎な仕様で売り出された10セルテートの最終兵器w

結局、金ピカハンドルは最後まで使わなかった

こちらは、深溝なのでPEラインをしっかり200m以上巻いて

太刀魚、スピニングアコウ、釣ったアジを泳がせてのシーバス、ブラックバス、エギング用として、メインでは無い釣りに汎用的に活躍してくれました。

色々使えそうなのが評価として高かったのか?
オークションでの反応は非常に良く、かなり強気な即決価格を準備していたにも関わらず、開始2日目にしてハンマープライス

今回、この2つのリールを手放した訳ですが、10セルテートは、デビューから既に8年、リール自体はまだまだ使用できたんだけど、2年に一度メンテに出そうと考えていた、周期が来てしまった事(車検前に車買いかえるような物です)が大きな理由で、手放す事になりました。

当時はDaiwa初のマグシールド搭載機、弧を描くように成型されたエアローターと革新的な機能を盛り込んだDaiwaリール進化のマイルストーンとなるようなモデルだったんですが、その後マグネシウムに匹敵する(と言う設定)ボディ素材「ザイオン」の普及、リール自体の設計変更による軽量化で、現行機種と比べ「重さ」と言うハンディキャップが目立つようになってきました。

左が10セルテート2004ch(200g)、右が17セオリー2004(175g)
並べてみると、肉抜きが進み、ボディ周りもかなり小さくなった事がよく分かります。
僅か数年ですが、これが時代の変化と言う物でしょうか?

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