確定申告の事務作業に追われ、子供の卒業式や入学準備、さらには発表会と、カレンダーが予定で埋め尽くされた3月。 仕事も家庭もイベント続きで息つく暇もないはずが、なぜか釣り場に立っている自分がいました。
魚が釣れない時期ほど「次こそは」と意地になり、釣行回数だけが右肩上がり。 結局ノーフィッシュで肩を落として帰宅する日も多かったのですが、そんな激動の1か月をダイジェストでまとめます。
月初は、高松周辺を回遊するシーバス狙いからスタートしました。 例年通り、この時期はベイトとなるコノシロが鍵を握っています。

本当の狙いはヒラメ。 週末のたびに朝練と称してルアーを投げ続けましたが、反応してくれるのはシーバスばかり。 しかし、このシーバスたちがタダ者ではありませんでした。

釣り上げた個体は、サイズこそそこそこですが、お腹が不自然に膨らんでいます。 コノシロをこれでもかと食べまくっている証拠です。
普段はリリース派ですが、あまりの太り方に興味を惹かれ持ち帰ることに。 捌いてみると、中身は脂でギトギト。背中の身にまでサシが入った、まさに「霜降りシーバス」でした。 シンプルに塩焼きにしましたが、コノシロ付き個体ならではの濃厚な旨味は格別です。
月末になっても夜明け前に巨大なコノシロが引っかかってくるので、このパターンは4月も継続しそうです。
3か月ぶりに訪れた満濃町のもっこく池。 12月の大会以来でしたが、到着して目に飛び込んできたのは、これまでに見たことがないほどの極端な減水風景でした。

雨不足の影響か、シャローが干上がり、魚の警戒心もマックス。 以前好調だったスプーンを通しても、放流から時間が経った個体には完全に見切られてしまいます。 日没まで残り1時間。追い込まれた私が選んだのは、もはや不審者スレスレの「ステルスキャスト」でした。

端から見れば奇妙な動きだったはずですが、執念が勝りました。 ラインが走り、待望のヒット! しかし、ネット内でバーブレスフックが外れるという詰めの甘さを露呈し、写真は撮れずじまい。 まだまだ修行が足りません。
気温が上がり始めた月末、ようやくバスフィッシングも開幕です。 いつもの野池で、確実な一匹を求めて選んだのはジャッカルの「赤パケ」シリーズでした。
価格高騰が続くルアー業界で、ワンコインで買える「ヤミィ」は我々アングラーの強い味方。 ノーシンカーでのスキッピングが非常にやりやすく、対岸のオーバーハング下へ面白いように吸い込まれていきます。

絶妙な速度で沈んでいくワームに、春を意識したバスがたまらずバイト。 おかげさまで、無事に2026年の初バスを手にすることができました。
今シーズンの高松メバルは、とにかく厳しいの一言。 3月末になり、ようやくパシャリとボイル音が聞こえるようになりましたが、状況は芳しくありません。

広範囲を探るフロート:反応があってもリリースサイズばかり。

ここぞというタイミングにプラグで丁寧に探っていると「ズシッ」と重みが。期待して寄せると、まさかのナマコ。

メバルにはことごとく振られましたが、そんな私を慰めてくれたのはタケノコメバルでした。
鉄板ポイントは今年も健在で、安定の釣果。 メバルに泣かされ、タケノコに癒やされる。そんな3月の締めくくりとなりました。
仕事も家庭も、そして釣りも全力で駆け抜けた3月。 4月はもう少し心に余裕を持って、SUPフィッシングも本格始動させたいところです。
お読みいただきありがとうございました。