〜水温の乱高下に翻弄された、忍耐の1ヶ月〜
2026年の2月は、一言で言えば「気まぐれな海」に振り回された1ヶ月でした。 平均水温自体は平年より高めで推移していたものの、問題はその安定感。屋島湾内では、月初・中旬・月末のタイミングで±1℃以上の急激な水温変化が繰り返されるという、非常にタフなコンディション。魚の居場所が日替わりで変わる、難易度の高い状況が続きました。
屋島湾2026年2月の水温
1. 高松メバル:沈黙のシャローと「ワカメ」の兆し
年末から続く個体数不足に加え、水温の不安定さが追い打ちをかけ、メバリングはかなりの苦戦を強いられました。
- シャローエリアの異変 特にサンポートから西側のシャローエリアが深刻でした。例年なら産卵絡みの尺近い良型が顔を出してくれる鉄板ポイントも、今年はまるで生命感がありません。
- 「見切り」と「エリア変更」 2月初旬、早々にこのエリアを見切る決断をしました。狙いを定めたのは、潮通しが良く、水温変化の影響を比較的受けにくい、オープンなディープ隣接エリア。魚が供給されやすい場所へシフトし、なんとか状況を打開しようと試行錯誤の毎日でした。
- 3月への希望 2月半ばを過ぎて、ようやく明るい兆しが。砂漠のようだった海底に、ようやくワカメが伸び始めました。まだ型・数ともに満足いく結果ではありませんが、魚のストック量は確実に増えています。3月の本格シーズン開幕に向け、ようやく準備が整ったという印象です。
2月末 場所によってはワカメが伸び始めているポイントも
何とか、月末になって数は上がってきたもののサイズが、、、、、
2. 高松シーバス:コノシロパターンを「賢く」射抜く
メバルの不調をカバーしてくれたのが、パワフルな引きで楽しませてくれたシーバスたちでした。
- コノシロの動向が鍵 年末に大爆発したコノシロの大群。2月に入ると、それが小さな群れに分かれて高松周辺をウロウロと回遊するようになりました。この「はぐれコノシロ」を狙って、産卵を終えたアフターの個体が積極的に差してきています。
- 周囲はビッグベイト一色、だが… 現場では、コノシロ=ビッグベイトという定石通り、20cmを超えるルアーを投げるアングラーが多数派。しかし、アフター特有の吸い込みの弱さや、何より飛距離が出ないという弱点が気になるところ…。
【私の必勝リグ】脱・ビッグベイトの「欲張り」戦略
私はあえて流行に乗らず、効率・飛距離・コストパフォーマンスを重視したワームゲームを展開しました。
セッティング: BuddyWorks / FLAG SHAD 4(GCB ゴルチャバイト) + ヒラメ用ジグヘッド
このセッティングを選んだ3つの理由
- 圧倒的なサーチ能力:ビッグベイトでは届かない「あの一歩先」の潮目までぶっ飛びます。
- 全レンジ対応:着底させてからの巻き上げで、ボトムに張り付くヒラメから、中層〜表層のシーバスまで、1投で全てのレンジを隙なくチェック可能。
- 確実なフッキング:4インチという絶妙なサイズ感とアピールピンキン(APG)の視認性が、早朝の澄み切った潮にベストマッチ。
ビッグベイトに反応しきらないスレた個体も、この機動力とレンジ操作の前では堪らず口を使ってくれました。
2026年2月を振り返って
決してイージーと言えない2月でしたが、場所を固執しないメバルと、レンジを刻むシーバスという、状況に合わせた柔軟なアプローチが功を奏しました。
3月はいよいよメバルが本格的に接岸し、シーバスもベイトを追ってさらに活性が上がるはず。防寒対策をしっかりしつつ、春の爆釣シーズンを迎え撃ちましょう!
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