Takamatsu Multi Luare Fishing Blog

2025年2月の釣果まとめ

ここ数年で珍しいぐらいの低水温、毎年毎年2月は1年で最も釣果が乏しい時期、ついでに今年は青色申告の書類準備で、1日中パソコンの相手をして、なかなか釣りに行けないなんとももどかしい1か月でした。そんな訳で釣りネタが極端に少なくなってしまった2月の釣果まとめです。

毎年恒例フィッシングショー大阪であの大物を

毎年恒例のフィッシングショー大阪へ行ってきました。会場展示の解説は先日UPした「フィッシングショーOSAKA2025」をご覧ください。

会場を歩いていると、偶然にもフィッシングショーOSAKAのアンバサダーであるYouTuberのマルコスさんにお会いすることができました。マルコスさんのYouTubeチャンネルは、初代アマゾンクイーンアワードを受賞された頃から拝見しており、釣りを始めてから世界を舞台に活躍する釣り人に成長された姿は、30年以上釣りをしているにもかかわらず、地元からほとんど出ることのない私にとって、非常に眩しく感じられました。

「私もいつか、いや、50歳までにはアマゾンでピーコックバスを釣りたい!」

憧れの釣り人との写真撮影にも応じていただき、初めてお話をさせていただきましたが、非常に謙虚で明るい方でした。

2月中旬、ようやくメバル調査

低水温の影響か、SNSでもメバルの釣果が上がってきません。

そんな2月中旬、海の状況を把握するため、風が穏やかだった深夜に釣りに出かけました。気温も5℃を下回る夜中のポイントは、案の定、誰もいません。0.5gのジグヘッドにケイテックイージーシェイカー2.5インチをセットし、表層付近で上を向いているメバルを探します。

この組み合わせは、軽量ジグヘッドでもワームの重さで1g並みの飛距離が出せ、素材自体の柔らかさと天然イカフレーバーという反則スレスレの組み合わせが、難しい時期のメバルに効果的なのです。2.5インチは大きすぎるのではないか、バス用ではないか、という声が聞こえてきそうですが、素材が柔らかければ、サイズは大きい方が釣果につながることがあります。

反則セットのおかげで数匹の魚を釣ることができましたが、サイズが上がりません。しかも、流れが強くなると、魚が沈んだのか、急にアタリが出なくなりました。

2月のメバルの時合は非常に短いのが特徴です。その要因としては、

  • 低水温で、魚の代謝が落ち食欲が無い状況
  • 稚魚を放った後の後体力が回復していない状況
  • 稚魚の食いを防ぐために一時的に絶食すると言われる時期(これはたぶん都市伝説)

などが考えられます。

いずれにしても、人間がどうすることもできない状況なので、魚が釣れている時間を大切にし、釣れなくなったら帰るのが賢明でしょう。

しかし、この日は時合が終わっても諦めきれず、ウェイトを変更してボトム付近を攻めてみると、手前の石積みで激しいアタリがあり、その後も力強く引き続けました。この時期のメバルにしては元気すぎると思いながら釣り上げてみると、非常に美しいタケノコメバルでした。

月末、寒波が抜けたので再度メバル調査

夜20時から24時の間で上げ下げの潮を狙える貴重な数日間、風が穏やかな日にメバルを狙いに行きました。

沖に向けて良い流れができ、月も隠れて辺りは真っ暗という状況は、大型メバルが釣れる条件が揃っています。しかし、低水温とアフターのメバルの回復状況が懸念されます。

月下美人しずるを沖に向けて流れるように、岸と平行にキャストし、流れに乗せながら2秒巻いて2秒止めるアクションを繰り返します。ラインはできるだけ張らず、自然な流れにルアーを乗せるイメージで、メバルを探すのではなく、流れの変化点を探すことに集中します。魚が付く変化点にルアーを乗せることができれば、必ずアタリが出ると信じて、広範囲に良い流れを探します。

1日目は、上記の釣り方で3回連続でアタリがあったものの、すべてフッキングに失敗し、悔しい結果に終わりました。

2日目、昨日のフッキングミスがどうしても諦めきれず、再度同じポイントへ時間をずらして入りました。前日に連続してアタリがあった場所は把握済みです。アタリがあったのは、岸と平行にキャストし、沖へ流した地点。おそらく、沖へ向かう強い流れが弱まる場所で、体力が回復しきっていないメバルが、楽に餌を捕食するために、体力を温存しつつ待機できる場所だと考えました。そこで、前日よりも沖側へ角度をつけてキャストし、着水地点付近で「しずる」を漂わせ、アタリに集中しました。昨日のフッキングミスは、流れに乗せて自然に送り込むまでは良かったものの、魚のアタリが非常に小さく、それに対応できなかったことが原因だと考えました。今日は、小さなアタリを確実に捉えることに集中します。(このような場所で出る極小のアタリは、体力の消耗を抑え、効率的に餌を捕食する術を身につけた良型のメバルである可能性が高いのです。)

アタリの出るポイントも絞り込めたので、今日は今年一番のサイズを釣り上げたい。

ラインが流れに乗る限界までルアーを流し込み、潮流を把握するために一度ラインにテンションをかけ、再度緩める。これを繰り返しながら、他の流れとの違いを探ります。探すのは魚ではなく、流れの変化点です。すると、沖への流れが弱まった場所で、わずかに左右への流れがある部分を見つけました。

魚が食うならこの位置。そう確信し、ルアーを止めてアタリに集中すると、予想通りの小さなアタリが。これを待っていたので、わずかにラインを送り込み、間髪入れずにフッキング。アタリは小さいものの、フッキング後はドラグが鳴り、良型と確信できる重量感。予想通り、25cmを超える良型のメバルでした。なんとか今年初の25cmオーバーを2月に釣り上げることができました。

2月は厳しい寒さと低水温、そして確定申告の準備に追われ、なかなか釣りに行くことができませんでした。しかし、限られた時間の中で、なんとかメバルを釣ることができ、貴重な1匹に出会うことができました。3月に入り、少しずつ暖かくなってくるので、これからは釣果も上向いてくることを期待しています。春の訪れとともに、色々な魚たちとの出会いを求めて、積極的にフィールドへ足を運びたいと思います。

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