Takamatsu Multi Luare Fishing Blog

2023年9月の釣果まとめ

高知遠征の為に、資金を使い果たし、地元釣行が極端に少なかった2023年9月のまとめ。

ロックショアの為にタックル購入

どうしても年内に80cm超えるようなデカンパチを獲りたい!!
前回のロックショア遠征で、シオも足元まで上がってこないライトタックルでは厳しいと、月初から、数段強いタックルを物色し、色々悩んだ結果購入したのが

ロッド:DAIWAオーバーゼアグランデ100H-3

携帯性に優れる3ピースモデル。シリーズの中核を担うモデルでジグもプラグも扱いやすいマルチテーパー設計。遠征を意識して2ピースモデルよりも少しパワーを上げている。

磯へ降りる時にも邪魔にならない3ピース、10フィート、バットエンドにBRC(合成ゴム素材)を使ってる、リリース後それなりに経っているのか、手ごろな価格(2万円前半)で綺麗な中古品を見つけたのもあり、購入。

リール:DAIWA BGSW8000H

アルミボディ、ねじ込み式ハンドル、PE4号を200m巻けるラインキャパ、大型ラウンドノブがついて2万円を切る安さ、マグシールドは付いてないが逆に言えば全バラしやすいので、使用頻度の低いリールはマグなしで十分と言うことで購入決定。

オーバゼアグランデ、キャストもしやすく軽い力でかなりの飛距離が出ます。
あと問題があるとすれば、使う人がトータル900gにもなる重量になれていない事(汗 ふだん使うライトルアーと違い死ぬほど重いタックルです。

こりもせず高知遠征(移動しながらライトゲーム)

今回は週末に有給取って1泊2日、高知西南部へ遠征

木曜の夜、高松を出て、いつものように有料道路を使わずに宿毛を目指す。
黒潮町のライトゲームポイントで夜中に遊んでみるも、この日は調子が悪く、ネンブツダイに襲われまくって終了(汗

その後も、各地の漁港をみながら、スローペースで車を進めた結果、宿毛に着いた頃には金曜の3:00を回っていた。

宿毛で、久しぶりのライトゲームポイントに行ってみると、夜明け前の水面が

ボイルの嵐!!!

アジ?とジグヘッドを投げ込むと、1投目からHit、激しいバイトの後沖に走ろうとする魚を、無理矢理よせてくると、確かにアジは鯵なんだけどメッキアジ(それも中途半端にでかい)、これはこれで面白いがどうやら水面をザワつかせているのが全部メッキのようで、掛ければ掛けるほどリーダーがボロボロになっていき数匹目で突っ込みに耐えられなくなり、ラインブレイク。

すると、地元の人がやってきて隣でやり始めたので、話を聞いてみると、泳がせに使うアジを釣りに来たんだけど、メッキばっかしで、普通アジが居ない、昨日は普通のアジばっかだった、、、、と

なるほど、ちゃんと普通アジもいたんだ、

ならメッキを交わして普通アジを釣る!!

アジが居るとしたら、常夜灯直下はメッキがウロウロしているので、手前のシェードか、メッキ層の下、まずは手ごろに狙えるシェード内にワームを通すと、ここでも1投目でロッドがブチ曲がるw

当然アジではなく、上がってきたのは中途半端にデカいヒラセイゴ、その後何度シェードを通しても釣れるのはヒラセイゴ、この魚に何度もリーダーを削られ最後はラインブレイク。

常夜灯下は、メッキだらけ、暗い処は全部ヒラセイゴ、魚は無茶苦茶多いんだけど、鯵にとったらここは修羅の国かw

シェード内にも魚はいない様なので、残るはメッキの下、常夜灯に集まるアジならここに居ないと、もう居ないかもしれない、、、

そんな事を考えながら、できるだけ目立たないようにリグを30秒ほど沈め、微振動させたのちに、バイトを待つと、最近よく感じる豆アジ特有の極小バイトが出る。

ただ、このメッキの下を狙う、というよりメッキ層を魚を掛けずに通過するのがやたら難しい。
沖のシェードまで投げ、フリーである程度の層まで下げるとメッキは交わせるが、とにかく効率が悪い(しかも高松と違いキャストできる範囲でも相当深い)、PEラインだと時間がかかってしょうがない。

ついでにさっきのバイトがアジならサイズも小さい、今使ってるエラディケータERFS-76LT-TZ (Verdict Man II)+22イグジスト LT2500S(the one 0.3号)では厳しそうなのでタックルを、APIA Blue LINE63.5LXS+19バリスティック LT 2000SS-P (TICT JACK BRIGHT – ジャック・ブライト 0.2号)に変更する。

ラインはエステル系、ロッドは今回持ってきたライトタックルの中では張が強く、近距離攻撃特化型と言った感じの物、小さいアジバイトもしっかりとらえてくれて、間違えてメッキをかけてもパワー負けしない組み合わせだ。

タックル変更後、同じように沖の明暗付近までキャスト、その場でしっかり沈めてから常夜灯下にリグを移動させて、微振動を繰り返すと、再現性もありアジバイトが出る。今度は準備していたのでしっかりフッキングが決まり、手前まで寄せてくると、えらいデカい銀色の魚が釣った鯵に襲い掛かる(汗、なんとか魚の攻撃はハズレて、宿毛アジ確保。

って、サイズが高松と変わらんではないかw

このメッキの下にいるアジ、数はかなりいるようで、同じパターンが何度も通用し、次々と魚を抜きまくる
釣った魚は、先ほど隣にきたオッちゃんの餌用バケツに放り込む(この方地元の人のようで、宿毛や足摺の魚を色々教えてもらいました。)1時間程するとあたりが明るくなり、群れはどこかに行ってしまいボイル祭りは終了。

柏島周辺でシオ

夜が明けてから、宿毛→大月町 柏島方面に移動

豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているため、日本の海の1/3の魚種が生息しているとも言われている柏島、ここ数年観光地化が進み、島内全域で

駐車禁止

島には、大規模な有料駐車場が作られているんですが、駐車できるのは9時~、釣りには不向きな島になってしまいました。そこで、十年ぶりに、柏島の隣にある一切漁港へ。ここは入り江に作られた漁港なんですが、とにかく水深があり、青物も期待できるポイント。この日は平日と言うこともあり、広い防波堤がなんと貸し切りでした。

ここでようやく、オーバーゼアグランデの出番がやってくる。漁港の沖で見えた小ナブラにブレードジグを打ち込んで、

待望のカンパチ!!!ではなくシオ。

1匹釣り上げた後も、散発ながらボイルが発生
しかも出たボイル付近に投げ込むと、ちゃんと魚が出てくれて、短時間で3シオ。

サイズはイマイチでしたが短時間で3シオ確保し満足したので、朝の釣りはこれで終了。

シオを釣った後は、竜ヶ浜へ

一切で、シオを釣った後、再度柏島方面に移動して、竜ヶ浜キャンプ場で大人の海水浴

竜ヶ浜キャンプ場は、柏島の隣に面していて、キャンプ場を利用しない人でも、シャワーや駐車場が格安で使えるのを知らない人が多いのか、満員御礼の柏島と違い、かなり空いてます。

海の中はこんな感じで、水深の浅い場所は白い砂浜と、珊瑚礁が続いています。
魚種も豊富で、イシガキダイ、ハタ、コロダイ、クマノミ、ミツボシクロスズメ、等々瀬戸内海とは比較にならないほど豊富な魚みる事ができます。

大人の海水浴中に活躍してくれたのが、ポータブル電源+ソーラーパネル
この日は、日中余裕で30℃を超える気温だったんですが、直射日光の下、車の屋根に上げたソーラーパネルは常時90W近い発電量をたたき出してくれました。

ここまで容量が出ると、車載冷蔵庫を0℃設定でフル稼動させても、発電容量が、消費電力を上回り、余った電力は、ポータブル電源に溜まっていきます。そう、今まで真夏の昼間と言ったらどんなに真空断熱のクーラーを用意しても、車内温度40度を超える場所では、ジワジワと庫内の温度が上がり、保冷剤や氷を入れてないと、数時間も経たないうちに、中が常温以上になっていたんですが、ポータブル電源、冷蔵庫、ソーラパネルの組み合わせだと、晴れれば晴れるほど発電量が増し、氷無しでも、冷蔵庫の中はキンキンに冷えてる状態を維持できるんです。まさかココまでこのセットが使える物とは思っていなかったので、初期費用はかなりかかりますが、ホント買って良かった商品でした。

柏島の後は、宿毛リゾート 椰子の湯の日帰り温泉へ

ここは宿泊しなくても、宿毛湾を見渡せる絶景露天風呂に入れます。

期待膨らむ沖磯、鵜来島へ

翌朝、鵜来島周辺の沖磯に船を出してくれる渡船屋「宮本渡船」さんで、初めての沖磯ショアジギングへ。

青い海に滅茶苦茶派手なオレンジの船体、鵜来島の渡船はどの船もド派手なカラーリングです。

宿毛から渡船に揺られる事1時間、ようやく見えてきた絶海に浮かぶ岩場が今日のポイント。

初の沖磯に期待は膨らむも、渡された場所は、両側を岩に囲まれ、背後はシャロー、潮が利いているのは正面のみと言う、残念な磯、正直グレに良いんでしょうけど、回遊系の魚を狙うのに、正面以外の場所が死んでいる磯なので、相当厳しい環境、試しに左右の壁際に投げ込んでもるも、水深も浅く、壁の様な岩に潮の流れが遮られるのか、外からの魚の回遊が見られない。

海面を見下ろすと、流石沖磯、凄い数のベイトが溜まってはいるんですが、べ、、、ベイトのサイズが瀬戸内海サイズ。

こうなると、正面に投げまくって回遊してくる魚を掛けるしかないと、日が昇るまで80ℊの激投ジグを打ちまくるも、良い反応は得られず、同行者も大型のトップを投げまくるも、チェイスが無い状態。時々離れた場所で、飛び魚ボイルはあるものの、これも長続きせず、時間だけが過ぎ、9時前には周りが水族館状態に(汗

コノママデハマズイ
沖磯で「ボっ」になってしまう!!

視界が開けてる正面で回遊が無く、ベイトも小さくバイトも出ない、流れも緩くなり、13時にはお迎えの船が来てしまう。ついてに言うと天気だけは良くて、朝からクソ重いジグを打ちまくったおかげで、体力も限界。

そんな中近くに寄ってきた釣り船が、サイドのシャロー沖で、ジギングを始める、この船を観察していると、次々と赤い魚を上げてるじゃないですが。

アカハタめっちゃおるやん!

実は、こんな事もあろうかと、ロックフィッシュ用のフックとワームも準備していたので、瀬戸内仕様の10gタングステンでテキサスリグを組んで投げ込むも、ここは高知の沖磯10gのウェィトではまともにボトムが取れず、ロックフィッシュ用ワームだけが、フグやらカワハギにグチャグチャにされて帰ってくる。

こうなったら、ダイソーの40ℊジグを錘の代わりにして、先端にリーダーを結んだ後にオフセットフックを取り付ける。これなら十分ボトムが取れるうえ、釣り船が魚を上げていた場所まで届く。ショアジギタックルで狙うので、感度は犠牲になるが、4号PEに50LDリーダ、根に入られても無理やりひこずりだせば魚は獲れる。

この作戦は当たりだったようで、鵜来島初の魚は、アカハタ。

その後も、投げるたびにバイトはあり、上手にフッキングしてやると、根に飛び込む→無理やりテンションかけて根から引きずり出して、後はゴリ巻きで釣り上げる。の繰り返しで、数匹のアカハタを釣り上げた。

魚はかなり多いようで、決まったポイントに入れば、ちゃんとバイトが出てくれるのは面白いが、かなりの確率で、フッキングした魚が根に入る(汗

もう、釣りと言うより、綱引き状態w

何とか、アカハタは釣れたものの、狙ってた大型カンパチは不在、同行者もタイムアップ直前にハガツオを釣り上げるも後が続かず、初の沖磯は厳しい結果に終わりました。
(誰やマグロ釣れるから50リットルのクーラー沖磯に持ち込んだ奴は、、、、、飲み物保管には良かったけど、唯一平坦な場所はクーラーボックスに占領され、2人でも狭い釣り場だった。)

次行く時の為に、今回分かった事を書いておきます。

  • 鵜来島の沖磯と言えどSSクラスからエコノミークラスまで、色々あり、人が多い時に良い磯に渡してもらえるのは、1泊している様な上客順、なので私の様な弾丸ツアーの人はそれなりの場所で釣ることになる。
  • 当然ですが、夏の沖磯はかなり過酷な環境、気温も高く日焼け対策と飲み物は必須!!(2リットルペットボトルの水が2本綺麗に無くなりました。)足場も悪いので、しっかり体力をつけて釣行に臨む必要あり。
  • ジグは60ℊ、80ℊあたりが使い易かった。今回は激投ストライクの65g~80gを多用(ただし釣れなかった)
  • 「ボ」対策でロックフィッシュワームがあると、お土産はできる。

こんな感じです、狙ってた回遊魚は釣れなかったので、正直何が正解なのかイマイチ分かっていません。次回は1年後になりそうですが、このままでは終われない!!まだまだ行きますよ。とりあえず

50歳になりまでにやりたい100の事
「沖磯で釣りをする」complete。

9月の高松アジは?

今年の高松周辺は、9月は青物釣果が少いお陰か、アジが安定して釣れています。
水深の浅い場所は漁港奥の常夜灯にも魚が入っていて、毎日飽きない程度に釣果が出ています。

釣れるサイズは20cmには届かない、ようやく豆アジを卒業しましたといった魚が多いようです。サイズは小さい物の身が厚く美味しい高松アジが安定して釣れるのはありがたい。

今月もしパテラ1.5インチが耐久性、ワームサイズ、柔らかさ共に丁度良く、このワームを多用していました。

今期アジング用に3年使ってきた月下美人Airを23月下美人に入れ替えました。

エアドライブローター、ザイオンVモノコックボディ、エアドライブベールと、最新機能入れまくりのリールで、価格が2万円台、ポイント還元を考えれば実質2万円を切る価格で購入できる、普段使うのに丁度いいリールです。

ボディー素材のザイオンVですが上位モデルのザイオンと比較しても、ライトルアーにおいては、大きな違いは出ないと感じています。あえてザイオンではなくコスパの優れたザイオンvを素材に使用し、ライトゲームでも耐久性向上に効果大なモノコックボディのパッケージは、価格を抑えつつ長く使える良い組み合わせだと思います。

使って驚いたのが、グリップの細さ、これまでのDAIWAの2000番台のサイズでは最も細いグリップじゃないでしょうか、軽量化が目的なのか、こればかりは慣れが必要です。

高知遠征で埋まってしまった9月の釣果まとめでした。
好調が続く高松アジ、太刀魚、青物の釣果もそろそろ出てきそうな釣り人が一番忙しい10月、さてどうなるんやら。

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