ウェブ投稿型ダービー 参戦記 前編
’１９年４月５日１８時～４月９日２時までＬＩＮＥのグループトークを使用したメバルダービーが、県内で開催されたので、参加した。
ＬＩＮＥメバルダービー？
このメバルダービー、過去にも何度か参加していてスマホアプリＬＩＮＥで、リアルタイムに釣果を見ながら参加できる、面白いイベント。
ルールはシンプル
- 開催期間中に釣れた１０センチ以上のオキソメバル２匹の合計長寸で競い、期間中は、何度でも更新投稿が可能。
- 釣法は、疑似餌ルアーに限る
- 大会範囲は 香川県のショア
こんな感じだ。
参加者は県内の強者ぞろい（しかも大会参加者は、５０人を越えている）、前回大会は、２０センチ後半のメバルを２匹そろえないと上位には食い込めない、レベルの高い大会だった。
前回大会で、大型が出ているのは、坂出、庄内半島、方面、私は遠征せず高松で勝負に出たが、思った様な釣果は出なかった。
開催前のプラ（プラクィス）
今回の大会目標は、何とか高松市内で、ベスト１０入り。
大会開催が決まった日から、市内のメバルポイントをイロイロと見て回る。気温の上昇と共に上向いてきた高松メバル、ベイトも魚に変わり、数、サイズ共に安定してきてはいるが、大型の魚を狙うとなると、様々な状況が絡み合い、なかなか難しい（汗
プラでは、
「市内でも、潮が動くと、複雑な流れができる場所」
「水深があり、干潮、満潮どちらでも魚が出る場所」
「人が少なく、これまでの大型実績が高い場所」
を中心に状況を見て回る。前回大会で、調子が良かった「水深が浅く、バチを食べている大型メバルが出る場所」は状況が悪く、大会中に訪れるポイントから切り捨てた。
今回は「ある程度深さがある場所且つ、流れ、に付くメバル」がポイントになりそうだと予想をつける。
大会１日目
大会１日目、満潮時刻は丁度日付が変わる時刻。この日は天候も安定して、風も弱く、やりやすかった。ただ、天気が良い週末のせいか、どのポイントも人、人、人（汗
そんな中、たまたま空いていた河口ポイントに入る。
ベイトが魚に変わるこの時期、シラスウナギやボラの幼魚が集まる河口は、それを追って入ってくる大型のメバルをスポット的に出せる、良ポイントになる。
ここでは、最近お気に入りの魚子メタルで、広範囲に探ってみる。
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魚子メタル、エステルタックルでも、ワーム感覚で使え、尚且つ飛距離はジグヘッドよりも出せるのが特徴、広範囲に探るには丁度良いルアーだ。
ここで、何とか１匹 サイズは１９センチ（汗
既に、ＬＩＮＥのグループトークには次々と釣果が上がっている（既に２３ｃｍも、、、）釣ってる最中にも、電話が鳴りまくるので、気になって仕方ないｗ
このポイント、潮どまりまでやると、下げの潮が利き始め、釣果が落ちる傾向にあるので、そうならないうちに場所移動を決断する。
次に訪れたのは、通い慣れた波止の先端。
ココは満潮、干潮どちらでも潮さえ動いていれば、魚が出てくれる。波止の内側と外側には、流れが複雑に変化する場所もあり、ベイトが溜まりやすい。
この場所では、流れに乗せてジグ単で表層を漂わせて、大型を出す作戦に。
しかし、この日は、表層で全然バイトが出ない（汗
そこで、ジグヘッドをできる限り沈めて、ラインテンションもバイトが取れるギリギリまで下げる、且つ超スローなリトリーブに、僅かな微振動を加える最終奥義「デッドスロー、微テンション、微アクション」を開始数分で使用する。
コレで魚が出なければ打つ手なしだｗ
、開始早々使う事になった最終奥義で２０ｃｍメバルを確保、
この日は、天候が良いのに、全くメバルが浮いていない、それどころかボトム際で、バイトも浅く、やる気が感じられない。
流れも、天候も悪くない、ポイントもプラでしっかり魚が出ている場所、、、今日に限ってナゼ？
イロイロ考えていると、この状況を作り出した原因が姿をあらわす。
「プシューーーーーーー!!!」
海面に響き渡る何処かで聞いたことがある動物の呼吸音ｗ
新月の真っ暗な海面にヤツは姿を現したっ！
音の正体は、なんと「スナメリ」
庄内半島や、庵治半島では以前見たことがあるが、まさか高松市内中心部でコイツに合うとはｗ
その後も、スナメリは流れのいい時間、私の周りでベイトを追い掛け回し、潮が止まると、何処かに行ってしまった。
当然こんなのが暴れまわると、釣果も伸びず、日が変わる頃１日目の大会を終える事にした。
結局リミットメイクはしたものの、合計長寸は伸びず、このままではヤバそうな予感、土日どのポイントに入るか考え直す必要が出てきた。（もうスナメリポイントは使わないｗ）
続きと最終結果は 次回「後編」につづく