Takamatsu Multi Luare Fishing Blog

2026年、始動。激変する高松の海と、AI時代のエンジニア釣行記

皆さま、遅ればせながら明けましておめでとうございます。 新年1本目の投稿となりますが、前回の更新からすっかり間が空いてしまいました。楽しみにしてくださっていた方(いらっしゃれば幸いです!)には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

なぜ、こんなに「釣行回数」が減ってしまったのか?

実は、私の本業は半導体関連のエンジニアをしています。 昨今のAI技術の爆発的な普及に伴い、昨秋から関連プロジェクトが激増。「半導体不足」が叫ばれた時期もありましたが、今は「半導体現場の猫の手も借りたい」ほどの繁忙期に突入しています。

平日は朝から晩までPCと向き合い、休日になれば溜まった疲労で、まずは体を整えるのが精一杯……。 たまに短時間の釣行へ出かけて魚を手にすることができても、仕事で一日中モニターを見続けている反動からか、帰宅後に再びPCを起動してブログを書く、という気力がなかなか起きませんでした。

この「AI特需」による忙しさは今年いっぱい続きそうな気配ですが、「何か(仕事)を言い訳に、自分のライフワーク(釣り)を諦めたくない」。 そんな意図もあり、細々とではありますが、今年もこのブログを通じて高松の海のリアルを綴っていければと思っています。


【エリア考察】高松周辺の海で今、何が起きているのか?

釣行回数が減ったからこそ、一度フィールドに出た際の「変化」には敏感になります。 ここ数年、水温の上昇や変動の影響か、高松周辺で「釣れる魚・釣れなくなった魚」の勢力図が大きく塗り替えられていると感じます。

1. ライトゲームの苦戦:アジとメバルの「不在」

冬の夜遊びの定番といえばアジとメバルですが、今シーズンはかなり変則的です。

  • アジングの失速: 例年10月〜12月は、短いながらも良型が混じるアジングシーズン。9月頃までは豆アジが遊んでくれていたので期待していたのですが、その後はパッタリ。群れがどこかへ消えてしまったような、寂しい状況が続いています。
  • メバルの接岸遅れ: 冬の主役・メバルについても、例年なら11月末にはポツポツと釣れ始め、クリスマス頃にはお腹の大きな抱卵個体が姿を見せる時期。しかし今年は接岸自体が1ヶ月近く遅れている印象で、年明けにようやく反応が出始めたという状況です。

2. ミドルゲームの明暗:消えたタチウオ、押し寄せるコノシロ

中型以上のターゲットにも、顕著な変化が現れています。

文鳥もドン引きする巨大コノシロ
  • タチウオの消失と移動: かつての冬の風物詩・タチウオは、高松周辺からはほぼ完全に姿を消してしまいました。一方で大阪湾方面は非常に好調だったようで、海水温の影響なのか、魚の回遊ルートが大きく東側に寄ってしまったのかもしれません。
  • 「コノシロパターン」の激化: 数年前までは庄内半島周辺に多かったコノシロの群れが、今や高松周辺に大量に押し寄せています。この巨大なベイトの群れを追って、ブリなどの青物、ヒラメ、マゴチといったフィッシュイーターたちの釣果が目立つようになりました。

晩秋には、こんな激しいボイルも

コノシロ大量発生の影響で、以前のような「夜のライトゲーム」よりも、「夜明け前後のマズメ勝負」にシフトするアングラーが増えたように感じます。

3. 唯一の希望、そして「幻」ではなくなったキジハタ

夜の魚たちが全体的に厳しい中で、唯一楽しませてくれたのがキジハタ(アコウ)です。 かつては「幻の高級魚」なんて呼ばれていましたが、近年の放流事業の成果か、今や普通に狙って釣れる身近なターゲットになりました。

厳しい冬の夜、ガツン!というあの独特の叩くような引きで癒やしてくれるキジハタの存在は、多忙な毎日の大きな支えです。


おわりに

海の状況は刻一刻と変わっていますが、それに対応するのも釣りの醍醐味。 仕事は相変わらずハードですが、隙を見つけてはロッドを振り、高松の「今の海」をお届けしたいと思います。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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